ピアニストの舘野泉さん、オーケストラと共演する機会をいただきました。4月8日(日)山形県庄内町の「響ホール」にて、曲は京都在住のアルゼンチンの作曲家エスカンデが舘野泉さんに献呈した曲、『ANTIPODAS(アンティポダス)~左手のピアノ、弦楽器とオルガンのための協奏的幻想曲~』。曲名はスペイン語で「地球の裏側」という意味で、日本では眠りに着くころ、ブエノスアイレスでは大都会のラッシュアワーが始まる...というように正反対の場所にありながら同時進行しているという情景を音楽的に表現したという曲。今回私はオルガンのパートをバンドネオンで演奏します。2016年の新潟、北上、八戸以来のこの曲を楽しみに準備しています。
『舘野泉&フレンズ特別コンサート』
2018年4月8日(日)15時開演(14時半開場)
庄内町文化創造館 響きホール(大ホール)
指揮:舘野英司 ヴァイオリン:神谷未穂
バンドネオン:渡辺公章 チェロ:エマニュエル・ジラール
ほか、庄内、山形、東北の音楽家たち
プログラム
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BVW1050
舘野泉インタビュー&ピアノソロ
S.プロコフィエフ:フルート・ソナタニ長調Op.94
P.エスカンデ:「アンティポダス」~ファンタジア・コンセルタンティ~から抜粋
光永浩一郎:左手ピアノと室内管弦楽のための協奏曲”泉の今セール”(2017) ほか